「リア王」を読んでみた感想。めっちゃイライラする。
無謀と思われたが、シェイクスピアの「リア王」を読んでみました。
それほど読書が得意なほうでもない、まして大学すら行ってない僕が、理解できるのか?という不安は大いにありましたが、挑戦してみました。
てっとり早く、感想を言うと・・・
ん?何が面白いの?
と思った。
難解すぎて読めない、って事ではなく、何が面白いのかは全く解らなかった。
内容としては、リア王という老人であり王様である人が主人公。娘達に領地を分けようとしたら、裏切られまくって気が来るって・・・という話。
なんで面白くないか?というと、登場人物に誰一人として「いい奴」はいません。なので誰にも共感できない。
裏切られまくリア王自体が、鼻持ちならない王様だし、落ちぶれていくのも当然。
僕自身、ハッピーエンドが大好き!というほうでもないんだが、なんかどうでもいい話を読んだって感じがすごい。
でもそれは好みによるのかもしれない。長寿ドラマで「渡る世間は鬼ばかり」ってのがあったけど、いつ見ても何が面白いのか、まったく解らなかった。
多分、多分ですよ?お話ってやつを見たり読んだりする時に、不幸を見るのが好きな人と、そうでもない人に分かれるんでしょうか?
うーむ。
ああ、それから、シェイクスピアは「戯曲」つまり舞台用のシナリオなんで、小説とは違います。でも、読みにくさはありませんでした。
読みにくくはないんだけど、登場人物の行動が「?」が付く事が多いです。
まあ、また数年後にもう一度、読んでみようとは思います。